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実になる英会話上達法(Q 101,102,103,104,105)

Maki girl実になる英会話上達法




(Q101)予想外の答えが返ってきた場合の表現は?
 
相手から予想外の答えが返ってきたときに、「~だと思っていた!」と言う場合、何と言ったらいいのでしょうか。
「えー! 君はあの人のことが好きなんだと思っていた! 違うの?」みたいな感じです。 
(秋田県・ちくわさん)
 
 
 

■Maki girl実になる英会話上達法101

thoughtを使いますが、その後に続く部分の時制に注意を
 
予想外の答えに対する「~だと思っていた」は、I thought (that) ~. と表し、~に思っていた内容を入れます。
thoughtは「思った」だけでなく「思っていた」も意味するので、日本語を直訳して進行形や完了形にする必要はありません。
ややこしいのは、~の部分の時制です。主となる動詞がthought(thinkの過去形)なので、~にくる動詞の時制を次のようにします(時制の一致といいます)。
 
・現在形 → 過去形
・過去形、現在完了形、過去完了形 → 過去完了形(had+過去分詞形)
 
 「君はあの人のことが好きなんだと思っていた」の場合、~に入る内容は「君はあの人のことが好き」ですね。
仮に「あの人」をsheとした場合、本来ならyou like herとなりますが、現在形は過去形に変える必要があるので、I thought (that) you liked her. とします。
 
別の例も見てみましょう。
例えば、「君はマユミと付き合っているのかと思っていた」という場合は、I thought (that) you were seeing Mayumi.のようにyou were seeing Mayumiとし、「君はクリスマス前の時点ではマユミと付き合っていたと思っていた」なら、I thought (that) you had been seeing Mayumi before Christmas.のようにyou had been seeing Mayumiとします。
 
ちなみに、答えが予想外だったことを強調して、I didn’t expect (that) ~. (~だとは思ってもみなかった)と表現することもできます。 
 
 
 
 
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(Q102)
可能性を表す単語はいろいろあります。
maybe、perhaps、probably、possibly、likely、most likelyなど、日本語で「おそらく」「たぶん」と訳すことが多いですが、それぞれ確率の高い順から並べるとどうなりますか。
あと、would、couldも可能性を表す場合もありますが、どのようなニュアンスがありますか。 
(滋賀県・hさん) 
 
 
 

■Maki girl実になる英会話上達法102

確率を理解して使い分けましょう
 
「たぶん」を表す表現はいろいろありますが、それぞれの確率を理解した上で使うことが望ましいですね。
人によって感覚が異なるので数値で表すのは難しいのですが、私個人は次のようなで確率で使い分けています。
most likely(90パーセント以上)、probably(80パーセント以上)、likely(50パーセント以上)、maybe / perhaps(30~40パーセント、「もしかしたら~かもしれない」というニュアンス)、possibly(10パーセント程度、「ひょっとしたら~かもしれない」というニュアンス)。 
 
例えば、Do you think the Dragons will win tonight?(今夜はドラゴンズが勝つと思う?)と聞かれて、Probably.と答えれば「たぶん勝つだろうね」となり、Maybe.だと「う~ん、どうかな? もしかしたら勝つかもね」という響きになります。 
 
wouldは不確かなことについて「~だろう」と推測で言うときに使い、couldは「~かもしれない」という可能性(確率は20~40パーセント)を表します。
いずれも直後に動詞の原形が続きます。
このwouldは、sayやthink、imagineなどの動詞とともに用いることが多く、I’d say she’s in her 50s.(彼女は50代だろう)のように使います。
couldは、It could be true.(それは本当かもしれない)のように使い、couldn’tと否定にすると「~のはずがない」とその可能性がないことを表します。 
 
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(Q103)よく外国人があいさつでWhat's up?やWhat's new?という表現を使いますが、どういう意味で、どうやって返せばいいのですか? 
 (東京都・リンゴさん)
 
 
 

■Maki girl実になる英会話上達法103

近況を答えればいいでしょう
 
What's up? / What's new? はいずれも親しい間柄でのあいさつ表現で、Hi.やHello.と同じ感覚で使います。
「元気?」「最近どう?」「変わりない?」といったニュアンスで、このように聞かれたら、近況を答えます。A: Hi, what's up? (やあ、最近どう?)B: I went to Hokkaido during the “Golden Week” holidays. How about you? (ゴールデンウイークに北海道へ行ってきたよ。君は?)という具合です。
特別なことがなければ、Nothing much. や Not a lot.(特に何もないなあ)と返します。 
 
What's up?は他に、What's the matter?や What's wrong?と同じく、「どうしたの?」「何かあったの?」という意味で使うこともあります。
人だかりに近づいて、What's up?(何かあったの?)と尋ねたり、相談事や頼み事があって話し掛てきた友達に、「どうしたの?」とその内容を尋ねたりします。
前者の場合は、Look at that great street performer.(ほらっ、スゴイ大道芸人がいるよ!)のようにその状況を、後者は、Well, I have a favor to ask you. (実はお願いがあって……)と内容を答えます。 
 
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(Q104)ある英会話テキストでは、「明日は特別な抗議を計画しています」に当たる英文が、We have a special protest planned for tomorrow.となっています。
We have planned a special protest for tomorrow.でもよいと思うのですが、どう違うのでしょうか? 
 (長野県・たまさん)
 
 
 

■Maki girl実になる英会話上達法104

英語では強調したいことを先に示します
 
「明日は特別な抗議を計画しています」に当たる英文として、
1) We have a special protest planned for tomorrow.
2) We have planned a special protest for tomorrow. のいずれも可能で、この2文は強く言いたい部分に違いがあります。
 
英語は、話者が大事だと思うことを先に持ってくる言語です。
したがって、1) は、We have a special protest(特別な抗議がある)が一番言いたいことで、(that has been) planned for tomorrow(それは明日のために計画されたものである)は補足にすぎません。
一方 2)は、We have planned a special protest(特別な抗議を計画している)が一番言いたいことで、それをするfor tomorrowは補足部分です。 
 
日本文の動詞部分、「計画しています」に合わせると、2) We have planned a special protest for tomorrow.の方が近いといえますが、あえて比較すれば、という程度です。いずれも言いたいことは同じなので、直訳にこだわり過ぎる必要はありません。 
 
別の例でも見ておきましょう。例えば、「何か飲みたい」と言う場合、I want to drink something.(何か飲みたい)、I want something to drink.(飲み物が欲しい)のどちらでもOKです。同様に「彼女に5年前から会っていない」は、I haven’t seen her for five years.(彼女に5年間会っていない)、It’s been five years since I last saw her.(最後に彼女に会ってから5年になる)は2文とも同じ状況を指しています。
忠実に翻訳するテストでなければ柔軟な頭で考えて、言いたいことを伝えるようにしましょう。
 
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(Q105)友達との約束を断るとき、「○○しないといけなくなったから」と言いたいのですが、どう言えばいいですか? 
友人とplay dateの約束をしていましたが、別の友人を病院へ連れて行かなければならなくなりました
。どういう言い方なら、相手にスムーズに伝わるでしょうか。 
 (海外・あかりんごさん)
 
 
 

■Maki girl実になる英会話上達法105

Something has come up.がいいでしょう。
 
約束を急きょ断らなければならなくなったとき、英語では、Something has come up.(用事ができてしまいました)と言うのが一般的です。
「急用」のニュアンスを出したければ、Something urgent has come up.とします。
欧米人は日本人と比べて、あまり詳しい理由を述べないため、特に具体的な理由を続けなくても構いませんが、どうしても伝えたければ、have toやneed to、have got toなどを使って、「~しなければなりません」という内容の文を続けます。
いずれもtoの後には動詞の原形が来ます。I’ve got to take a friend to the hospital.(友達を病院へ連れて行かなくてはなりません)という具合です。Something has come up.と「~しなければならない」を表す文を組み合わせることで、「~しなければならなくなった」というニュアンスになります。
場合によっては、Is it OK to rearrange our appointment?(あらためて約束を決め直してもいい?)やCan we put it off till next week? (来週まで延ばせる?)などと聞くのもよいでしょう。
 


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■Maki girl実になる英会話上達法



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