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Maki girl実になる英語勉強

 (Q70)

「物心ついたころから」は、どのように表現しますか?

外国人からの「日本人はなぜピースをするのか?」という質問に、「物心ついたころからしていた」と答えたいのですが、どのように表現するのか分かりません。教えてください。

 (大阪府 とまとさん) 

実になる英語explanation 70

「物心」は、説明的に表現します

英語には「物心」にぴったりな言葉がないため、説明的に表現します。「物心ついたころから」は、例えば、ever since A can remember(Aが思い出せるとき以来ずっと)と表すことができます。ever sinceは「~以来ずっと」という意味で、Aには「人」を入れます。

We’ve been making peace signs at the camera ever since we can remember.(物心ついたころから、私たちはカメラに向かってピースサインをしていました)という具合です。

他にも次のような表現が可能です。ever since A was old enough to think for himself / herself(Aが自分で考えられるような年頃になってからずっと)、ever since A was old enough to understand things(物事が分かる年頃になってからずっと)、ever since A reached the age of reason(道理の分かる年齢になってからずっと)などがあります。最後の表現は少し硬い印象です。ちなみに私なら、… at the camera for no reason since childhood.(子どものころから<=物心ついたころから>特に理由なくカメラに向かって…)と表します。

(Q71) duringの後に動名詞がこないのはなぜですか?

前置詞の後には普通、動名詞がくるはずなのに、duringの後にはこないのはなぜですか? 

(三重県 プッピリングさん)

実になる英語explanation 71

duringの後には名詞(句)を続けます。

解説する前に、1カ所訂正しておきます。

「前置詞の後には普通、動名詞がくる」とありますが、正しくは、「前置詞の後には名詞(句)が続く」です。

前置詞とは、from(~から)、with(~と一緒に)、in(~に、~で)などを指し、後ろに名詞や代名詞が続きます。

from the station(駅から)、with him(彼と一緒に)、in Mie(三重県に)という具合です。duringは「~の間ずっと、~中に」という意味の前置詞なので、during the class(授業中ずっと)やduring my stay in New York(ニューヨーク滞在中に)のように、後ろに名詞(句)を続けます。

duringと似た意味の単語にwhile(~する間、~中に)がありますが、これは前置詞ではなく接続詞です。

よって、直後に<主語+動詞>を続けます。

I prepared dinner while my husband was taking a bath.(夫が風呂に入っている間、私は夕食の準備をした)という具合です。

I watched TV while I was eating dinner.(夕食をとっている間=夕食中にテレビを見た)のように、2つの行為(ここではwatch TVとeat dinner)が同じ人による場合、whileの直後の<主語+be動詞>を省略できるため、I watched TV while eating dinner.と表すこともできます

(I prepared …の文は2つの行為が別の人によるものなので<主語+be動詞>は省略不可)。

「夕食をとっている間」をduring eating dinner(×)と表したくなるかもしれませんが、これは不自然です。

duringを使うなら、during dinnerのように名詞(句)を続けましょう。

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(Q72) Sounds fun.とSounds like fun.は同じ意味ですか?

Sounds fun.とSounds like fun.のどちらも目にします。

どちらも同じ意味でしょうか? 

Soundsの後に他の単語を続ける場合はどうでしょうか? 

likeの使い方がよく分かりません。 

(東京都 tamayuraさん)

 実になる英語explanation 72 

いずれも同じ意味ですが、Sounds like fun.とするのがより適切です。

(That) sounds fun.と(That) sounds like fun.について説明する前に、soundsとsounds likeの違いを見ておきましょう。

耳にした情報から「~そうですね」「~みたいだ」と言うときに、sound(~のように聞こえる)を使って、<sound+形容詞>または<sound like+名詞(句)>と表します。このlikeは「~のように」という意味です。

(That) sounds difficult.(難しそうですね)、You sound like a teacher.(あなたは先生みたい(なことを言いますね))という具合です。

funは、He's fun.(彼って面白い人ね)やIt was a lot of fun.(それはすごく楽しかった)のように、「面白いこと<人>、楽しいこと<人>」という意味の名詞として多用されるので、「楽しそう、面白そう」はSounds like fun.と表現することが多いです。

しかしくだけて、funを形容詞として用いることもあります(その場合、<fun+名詞>あるいは<It's fun to+動詞の原形.>や<It's fun+動詞のing形.>にするのが一般的)。

そのため、Sounds fun.という表現を見聞きすることもあります。

いずれの表現も可能ですが、厳密な文法的観点から言うと、Sounds like fun.の方がより適切と言えるでしょう。

ちなみに、目にした情報から「~そうですね」と言う場合は、soundをlookに変えます。(例)You look nice.(すてきな装いですね)、Her house looks like a castle.(彼女の家はお城みたい)

 

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