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■Maki girl実になる英会話上達法

(Q86)I get (got) it.とYou got it.の違いは?
 
I get(got) it.とYou got it.の違いを教えてください。 
 (千葉県・クッキーさん) 
 
 
実になる英会話上達法86
get itは「理解している」の意味で使われますが、You got it.は承諾の意味でも使われます
 
get itは「分かる、理解する」という意味の熟語で、口語で非常によく使われます。
understandと同義で、I get it. = I understand.(私は理解している) / You get it. = You understand. (あなたは理解している)となります。
I get it. (現在形)、I got it.(過去形)のいずれも「理解している」ことを表し、両者に大きな意味の差はありませんが、「すでに分かった」ことを強調する場合は、I got it.やI've got it.とすることがあります。
また、I got it.はくだけて主語を省略することもあります。 
 
例えば、質問に対する回答を聞いて、I get it. / I got it. と言えば「なるほど」「分かりました」という意味に、回答をし終えた後、確認の意味で、You get it? / You got it? と聞けば、「分かりましたか」「理解できましたか」となります。 
 
もう一点。Will you do it by Friday? (金曜日までにしておいてくれますか)などと依頼されて、「分かりました」「承知しました」などと同意する際は、I got it. / You got it.のいずれも可能です。
You got it.とyouを主語にすることに違和感があるかもしれませんが、「あなたは私の承諾を得ている=私はその依頼を引き受ける」と考えると分かりやすいでしょう。
 
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(Q87)How many ~?の使い方を教えてください
 
数を尋ねるとき、<How many+複数形?>と習いましたが、How many?だけで使うことはできますか? 
もし、How many? だけでいいのなら、how many(いくつ)do you have books?(本を持っているの?)と考えて、How many do you have books? としたら駄目ですか? 
 (石川県・むんすけさん) 
 
 
実になる英会話上達法87
<How many+複数名詞 ~?>が正しい言い方です
 
結論から言いますと、How many? はOKです。人数や物の数を尋ねる質問文は、<How many+複数名詞 ~?>で表します。
How many books do you have? (本を何冊持っていますか)、How many people took part in the seminar? (そのセミナーには何人参加しましたか)という具合です。 
 
ただし、状況的に何を指しているかが明確なら、How many? のみでも構いません。
例えば、レストランに入ると店員に「何名様ですか?」と聞かれることがありますが、それが、How many? です。
わざわざHow many people ~? と言わなくても人数を尋ねていることが分かります。
同様に、洋菓子店でショーケースに入ったスイーツを買う際、
A) I'd like this one.(これをください)
B) How many?(おいくつ<ご入り用>ですか)
といった会話が聞かれます。
 
最後に、How many do you have books? が可能かどうかについてですが、これはNGです。
booksをどの固まりで用いるかがポイントです。
Do you have books? は「あなたは本を持っていますか」という意味ですが、ここで聞きたいのは「本を持っているかどうか」ではなく「何冊の本か」なので、how many booksのようにbooksをhow manyに付けてからdo you have を加えるのが英語流です。 
 
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(Q88)英会話のつなぎに使う言葉を教えてください
 
英会話のつなぎで、andやsoばかり使ってしまいます。
他に良い言い回しがあれば教えてください。 
 (神奈川県・ビーノさん) 
 
 
実になる英会話上達法88
英会話では、andやsoの他にthenなどバリエーションを増やして効果的に使いましょう
 
and(そして、それから)やso(だから、それで)などのつなぎ言葉は会話を滑らかに進めるのに大変効果的です。
これらは汎用性が高いのでつい多用してしまいますが、状況に応じてバリエーションを増やしていくといいですね。
 
andやsoの代わりに、英会話では、thenやand thenが使えます。
いずれも「そして、それから」という意味で、物事を順に話すときに使います。
時には、after that(その後)やin the end(最後に、結局)なども入れるとよいでしょう。 
 
相手が驚くようなことを話すときの前置きとして、Actually,(実は)やBelieve it or not,(信じられないかもしれないけれど)がよく使われます。
話題を変える場合なら、By the way,(ところで)やNot to change the subject,(話は変わりますが)がよいでしょう。
会話中に関連する別のことを思い出して話題を変えるときは、
Speaking of which, (そういえば、その話が出たついでに言うと)やThat reminds me,(それで思い出したんだけど)がピッタリです。
このようなつなぎ言葉を効果的に使って、話し上手を目指しましょう。 
 
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(Q89)期限を示すuntil、by、withinの使い方を教えてください
 
仕事で相手に期限を提示するときに、until、by、withinのいずれを使えばいいのか分からないときがあります。
自分としては、例えば期限である金曜日中でよければuntil Friday、金曜日までには必ずなんらかの回答が欲しい場合はbyを使っています。
withinはほとんど使いません。どんな使い方が適当でしょうか? 教えてください! 
 (大阪府 yokospeakingさん) 
 
 

実になる英会話上達法89
英会話では、その日を含むかどうかでbyとonを使い分けましょう
 
まず、各語の意味を確認しておきましょう。until(tillも同じ)は「~まで<ずっと>」、byは「~までに」、withinは「~以内に、~たたないうちに」という意味です。untilは、ある状態がそれまで続くことを、byはある動作がそれまでに完了していることを、withinはある動作がそれより以前に完了していることを表します。
金曜日が期限の場合、I’d appreciate it if you could get back to me by Friday.(金曜日までにお返事いただけますと幸いです)のようにby Fridayを使って表します。金曜日中でよければ、by Fridayをon Fridayとしましょう。「金曜日中」の意味でuntil Fridayは使いません。また、withinも期限を表すときにはあまり用いません。 
 
別の例で、これらの語を比較してみましょう。
I worked until 9:00 p.m.(夜9時まで仕事をした)、I’m going to stay in London until the 15th.(15日までロンドンに滞在する予定です)、I’ll be back by 5:00.(5時までに戻ります)、I have to decide by next Monday.(来週の月曜日までに決断しなくてはならない)、He’ll call me within a few hours.(数時間以内に彼から電話があるだろう)という具合です。 
 
期限を提示する際、その日(や時間)を含むのか含まないのかがあいまいだと、後々トラブルになりかねません。
そこで、by ~ at the latestやno later than ~も覚えておくとよいでしょう。
いずれも「遅くても~までに」という意味で、~の日(や時間)を過ぎることが許されないことを明確に表しています。(例)Please submit it by noon at the latest.(遅くても正午までに提出してください)
 
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(Q90)「~や……など」を英会話では、どうすればよいですか
 
日本語で「~や……など」と、物の範囲を持たせて表現するには英会話ではどうすればよいのでしょうか? 
「~ and ...」だと「~と……」になってしまいますし、「example for」は面倒な気がします。 
 (京都府 もじろうさん) 
 

実になる英会話上達法90
 
イントネーションやand so onなどで表します
 
基本的に、「~や……など」は“A and B”を使って表すことができます。
英会話では、A、Bともに上がり口調で言うことで、「AやBなど」と「~など」も含めることができます。
I like watching sports-baseball (↗) and soccer (↗)...という具合です。
このとき、soccerの後に「まだ他にもあるよ」という気持ちで文を終えるのがポイントです。 
 
言い方ではなく、言葉で「~など」を表したい場合は、A and Bの後に、, and so onや, and so forthなどを付け加えましょう(A and B, and so onなどとなります)。, and the likeという言い方もあります。
このlikeは同じ種類の人や物を指します。, etc.の場合、前にandは不要で、これはet cetera(エトセトラ)と読みます。 
 
他に、such as A and Bやlike A and Bのように、A and Bの前に言葉を補うこともできます。
このsuch asやlikeは「例えば~のような」という意味で、「例えばAやBなどのような」を表します。
ご提示いただいた example forはfor example(例えば)という語順なので注意してくださいね。
for example, A and Bという形もOKですよ。 



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