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■Maki girl実になる英会話上達法


(Q96)特定のものを表すときにthere構文は使える?
 
there構文には不特定のものしか使わないと習いましたが、新しい情報の場合には特定のものでも構わないと聞きました。
特定のものや地名がきても構わないということでしょうか?
(千葉県 ビクトリーさん) 
 
 
 
実になる英会話上達法96
必要なもの、探していたものがそこにあることを伝えるときには使えます
 
「~がいる、ある」を表すThere is / There areは、不特定のものや人に用いるのが基本です。
There is+単数名詞. / There are+複数名詞. の形で用い、それぞれThere’s / There’reと短縮できます。
例えば、道案内で「2つ目の角のところに、郵便局があります(ので、そこを右折してください)」などと言うときに、There’s a post office at the second corner.のように使います。
一方、郵便局の場所を尋ねられて、「その郵便局は2つ目の角にありますよ」と答えるなど特定のものは、There’s the post office at the second corner.(×)ではなく、The post office is at the second corner.のように、それ自体を主語にして表現します。
地名や人名などの固有名詞や、my やhisなどの所有代名詞+名詞も同様です。 
 
しかし、例外もあります。
必要なもの、探していたものなどがそこにあることを相手に伝える場合に、There is the ~. と表すことがあります。
例えば、書くものを探している相手に、There is the pen.(ペンならそこにありますよ)という具合です。
また、「~があった、あった!」というニュアンスで、探していたものやお目当てのものが見つかったときにOh, there is his latest book!(あっ、彼の新刊を見つけた!)などと言います。 
 





(Q97)英会話で数字を言うコツは?
 
数字を英会話の中で言うのが苦手です。
例えば、1,234円、56,789円、187,654円などはどのように言うのですか?
 数字が大きくなるほど分かりません。
分かりやすく教えてください。
(北海道 チョコさん)
 
 
実になる英会話上達法97
thousandを基準に考えましょう
 
数字を英会話中に表すのは容易ではありません。
まして、桁が大きくなると混乱してしまう人もいるでしょう。
今回は、1,000~999,999の数の表し方について学びましょう。 
 
英語には「万」を表す単位がないため、10,000~999,999の数もthousandをベースにして表します。
thousandはゼロが3つ付く4桁の単位で「千」のことです。
英語では、<カンマの左の数+thousand>でこれらの数を表します。
9,000はnine thousand、50,000はfifty thousand、826,000はeight hundred (and) twenty-six thousandという具合です。
カンマの右側が「000」ではなく、中途半端な数の場合も、いったん上記のように表してから端数を加えます。
つまり、<カンマの左の数+thousand+カンマの右の数>の順で表します。
79,351はseventy-nine thousand three hundred (and) fifty-one、912,486ならnine hundred twelve thousand four hundred (and) eighty-sixとなります。 
 
このルールに従ってご質問の数を英語で表すと次のようになります(「円」は省略します)。
1,234=one thousand two hundred (and) thirty-four、
56,789=fifty six thousand seven hundred (and) eighty-nine、
187, 654=one hundred eighty-seven thousand six hundred (and) fifty-four
(全てandは省略可)。 
 
ご理解いただけましたか?
 



 
(Q98)“I'm coloring the countries where I've ever been.”は英会話で使えますか?
 
世界地図を広げて行ったことのある国を色付けしていたらネイティブスピーカーに何をしているのか聞かれました。
I'm coloring the countries where I've ever been.で意味は通じますか? 
あと、「鉛筆は試験会場に何本持ち込めますか?」と聞かれた場合、 「何本でもいいですよ」は英語で何と言いますか? 
There's no rules.でいいでしょうか?
(大阪府 うさこさん)
 
 
 
実になる英会話上達法98
この場合、英会話では、everは不要です。
表現が出てこないときは発想の転換も重要です
 
何をしているのか尋ねられて、「今までに行ったことのある国に色を塗っているのです」と答える場合、I’m coloring the countries where I’ve ever been.でOKですが、ever(今までに)は通常、疑問文で用いるので、I’m coloring the countries where I’ve been. としましょう。
このwhereは場所を表す関係副詞です。 
 
試験会場に持ち込むことができる鉛筆の本数を聞かれた際の「何本でもいいですよ」は、As many (pencils) as you want.です。
as ~ as you wantは「あなたが好きなだけ~」という意味で、~にmany (pencils)を入れて、「あなたが好きなだけたくさん(の鉛筆)」を表しています。
これは、You can bring as many (pencils) as you want.のYou can bringが省略された形です。 
 
英語でコミュニケーションを図るときに大切なのは、とにかく伝えること。
英語表現がとっさに出てこない場合、発想を転換するのはとても良いことです。
「何本でもいいですよ」が分からず、There’s no rule.(規則はありません=だから、何本でもいいですよ)と表現すれば通じます。
There aren’t any rules. と複数形にすると、より自然です。Anyway, good job! 
 


(Q99)英会話中に、何か提案するときにshouldを使えますか?
 
should の用法について教えてください。
英会話辞典や文法書には、should の用法の一つとして、提案、助言「~した方がいい」とあり、had better やmust のような高圧的な印象を与えないと書いてあります。
しかし、知り合いのアメリカ人数名にshould について聞くと、「You should ...と言われると、ドキッとする」とか、「次に何を言われるか構えてしまう、そんなふうに言われたくない」などという反応でした。
「~してはどうですか」というような提案にshould を使っていいものでしょうか? 
(海外 chipmunkさん)
 
 
 
実になる英会話上達法99
控えめな提案ならYou could ~.やYou might want to ~.などを使いましょう
 
You should ~. には、「~した方がいい」という助言や提案に加えて、「~すべきだ」「~しなさい」という義務や忠告の意味もあります。
どちらのニュアンスで使われているかは、相手との関係やその内容、言い方などによって判断します。
例えば、過労で健康を損ねかけている同僚を心配して、You should take a few days off.と言えば「2~3日休みを取った方がいいんじゃない?」といった提案になりますし、テスト期間中にもかかわらず遊んでばかりいる子どもに親が、You should study for your exams, right now!と叱れば、「今すぐに試験勉強をしなさい!」という忠告になります。 
 
You had better ~. や You must ~. は提案というより命令です。
「~しなさい(そうしないと後でどうなっても知りませんよ)」という含みがあり、威圧的な印象を与えるので、上司が部下に、親が子に、といった上下関係でない限り、使わない方が無難です。 
 
「~してはどうですか」と控えめに提案する場合は、You could ~.やYou might want to ~.を使うとよいでしょう。
You could try yoga.(ヨガをやってみてはどうですか)、You might want to take a train there.(そこへは電車で行くことをお勧めします)という具合で、いずれも「選択肢の一つ」としての提案を表します。 
 



(Q100)I was amazing.とI was amazed.の違いを教えてください。
 
I was amazing.とI was amazed.の違いが分かりません。
(神奈川県 shimashimaさん)
 
 
 
実になる英会話上達法100
物が主体か人が主体かで使い分けます
 
英和辞典には、amazing = 驚くべき、amazed = 驚いた、のように載っているため、使い分けが分かりづらいかもしれません。
amazing / amazedのような、-ing形と-ed形で表すことができる形容詞は、-ingはそれ自体がそう思わせる存在である、-edはその人がそう感じている、という場合に使います。
よって、I'm amazing. は「私は驚くべき人です=私ってすごいのよ」、I'm amazed.は「私は驚きを感じている=驚いている」というニュアンスになります。
-edはもともと受け身で、「~された」という意味を持っています。
よって、amazed look(驚かされた顔つき=びっくりした顔つき)のように使うこともできます。
 
他の例で、-ing形と-ed形の形容詞を比較してみましょう。
He's boring.(彼は退屈な人だ)
 / The movie was boring.(その映画はつまらなかった)
 / He's bored.(彼は退屈している)、
 / The -ing and -ed adjectives are confusing.(-ing形と-ed形の形容詞はややこしい)
 / I'm still confused about the -ing and -ed adjectives.(私は-ing形と-ed形の形容詞がいまだによく分からない)
 
使い分けは理解できましたか?


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