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Maki girl実になる英語勉強

実になる英語explanation (Q62)


littleとかbattleのttの部分の発音のコツはありますか?発音に関しての質問なので答えにくいかもしれませんがお願いします。littleとかbattleのttの部分の発音が苦手なのですが、何かコツはないでしょうか?


 (神奈川県 ngさん) 





[t]の音を徐々に [d] や [l] に変えていく発音練習をしましょう


littleやbattleなどの[tt]の発音についてとのことですが、アメリカ英語に見られるlittleが [リロォ] 、battleが [バドォ] のように聞こえる発音のことでしょうか? ここではその解説をしますね。


littleやbattleなど、アクセントの直後に位置する語中の [t] は、アメリカ英語では [d] や [l]に近い音に変化します。本来、littleは[リトォ] 、battleは [バトォ] のように発音しますが、いずれも直前のliやbaを強く発音するため、続く [t] が必然的に弱い音([d] や [l] に近い音)になり、[リロォ] や [リドォ] 、 [バロォ] や [バドォ] のようになります。


[t]の音を徐々に [d] や [l] に変えていく発音練習をしてみましょう。littleなら、リトォ→リドォ →リロォ という具合です。このとき、[リ] は強くはっきりと言いますが、[ドォ] や [ロォ]はクリアに発音し過ぎないのがポイントです。舌を口の真ん中あたりに位置させた状態で、もごもごっと発音する感じです。[リドォ] と[リロォ] の中間の「どっちつかずの音」が出せれば、アメリカ英語にかなり近づいたと言って良いでしょう。


他にも、letter(手紙)、water(水)、heater(暖房器具)など、身近な単語で練習を重ねましょう。映画や教材用のCDなど、手本となる音声があれば、トコトンまねするのが一番です。




実になる英語explanation (Q63)


自分の得意なことを紹介するときに使える表現を教えてください



「自分で言うのも何ですが、私は~が得意です」の表現を教えてください。自分の得意なことを紹介する場面で、自慢するような表現になっていないか不安です。


 (海外 くちゃんさん) 





基本的には前置きなしで、I'm good at ~.でOKです


日本では、自分や身内の話を得意げに話すと周囲から冷ややかに見られることがありますが、欧米では堂々と自慢話をすることが珍しくないため、「自分で言うのも何ですが」といった前置きをしないのが一般的です。よって、基本的にはこのような前置きなしで、I'm good at ~.(~が得意です)と言えばOKです。とはいえ、自慢げに聞こえたら不安という気持ちも分かります。そんなときは、次のような表現で代用すると良いでしょう。


This / It might sound a little too proud, but ....


(誇らしげ聞こえてしまうかもしれませんが)


I don't want to sound too proud, but ....


(自慢げに聞こえたら困るのですが)


I don't mean to brag, but ....


(自慢するつもりはないのですが)


視点を変えて、Believe it or not,というのもいいですね。「信じられないかもしれないけれど」「こう見えても」といったニュアンスで、事実とイメージにギャップがある事柄について話すときにピッタリです。Believe it or not, I'm good at cooking. I'll invite you to dinner someday.(こう見えても料理が得意なんですよ。いつか食事に招待しますね)という感じで使います。



実になる英語explanation (Q64)


「できる」と「can」との違いを教えてください


Can you speak Japanese? と尋ねるのは失礼だとか、I cannot swim.と言うと、何か身体的にあるいは他の理由で泳げないと思われると聞きました。日本語の「できる」と英語の「can」との違いを教えてください。


 (岡山県 todonomatsuさん)





canは主に、能力があって「~できる」を表します


日本語の「できる」と英語の「can」に大きな違いはありませんが、日本人は、「~しますか」「~しません」と表現するのが自然なときにもCan you ~? やI can't ~.と言う傾向にあります。canは主に、能力や知識、体力があって「~できる」、条件がそろって「~できる」を表します。相手の能力を意識する場合はCan you ~?(~できますか)、相手が習慣的にしている事柄かどうかなら、Do you ~?(~しますか)で尋ねます。例えば、日本語を勉強し始めた外国人に、Can you speak Japanese? と尋ねるのは失礼とは言えません。語学習得中の学生と分かっていて、日本語を話せるレベルに達したかどうかを尋ねているからです。しかし、Can you speak English? と尋ねる場合は注意が必要です。母語が英語だったり、世界の共通語である英語を日常的に使っていたりする人は多く、能力を問う質問に違和感があるからです(外国人が私たち日本人に「日本語を話せますか?」と聞くようなものです)。このような場合は、「能力」ではなく、Do you speak English?(英語を話しますか)とそのような「習慣」があるかどうかを聞くのが無難です。


I can't swim.は能力がなくて泳げない、つまり「かなづち」の場合と、医者に止められているなどの理由で「泳げない(状況にある)、泳いではいけない(状況にある)」のいずれも可能で、文脈からどちらの意味かを判断します。ちなみに、I don't swim.だと「泳ぎません(=泳ぐ習慣がありません)」という意味になります。Can you swim? と聞かれて、I can swim but I don't swim.(泳げるけれど普段は泳がない)と答える人もいるでしょう。


これに関連してもう一つ。お酒に関して、日本人は「飲めますか?」と聞くことが多く、これを直訳して、Can you drink? と表現しがちですが、Do you drink?(お酒を飲みますか)と表すのが自然です。また、「飲めない」と言う場合、I can't drink.だとドクターストップがかかっているなどの理由で「飲めない(状況にある)」ことを指すので、飲む習慣がない場合は、I don't drink.としましょう。


他にも、外国人に「刺身は食べられますか」や「箸を使えますか」と尋ねる場合は、Can you ~? 以外の表現を用いるのが無難です。これらは、能力ではないからです。Do you eat sashimi? (<習慣的に>刺身を食べますか)、Have you ever tried sashimi?(刺身を食べたことはありますか)、Do you know how to use chopsticks?(箸の使い方は分かりますか)という具合です。仮に、Can you use chopsticks?(箸を使えますか)と尋ねると、I don't know. I've never tried.(分かりません。まだ使ってみたことがありませんから)といった答えが返ってくるかもしれません。このように、日本語では「~できますか」や「~できません」と表現することが多くても、英語では能力を尋ねているのかどうかを意識して、表現を選ぶことをお薦めします。 



 


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