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Maki girl実になる英会話上達法 

(Q76)彼女の髪型を褒めるときの表現は?
16歳、日本人学生です。
家族で父の母国であるオーストラリアに移住してきました。
先日、髪型を変えた彼女に「その髪型いいね〈Your new hairstyle is pretty good.〉」と言ったところ、「前の髪型は悪かったの!?」と強く言われました。
僕が言った英語の意味は合っていますか? 
また、「その髪型もいいね」はどう言えばいいのですか? 
 (海外 アーロンさん) 
実になる英会話上達法76
英会話では、前の髪型も良かったことを付け加えて、言葉を選びましょう。
アーロンさんが彼女の髪型に対して言った、Your new hairstyle is pretty good. は何ら問題ありません。
Thanks.(ありがとう)と返答する人も少なくないと思います。
彼女の気分を害してしまった理由は2つ考えられます。
1つは、「新しい髪型は結構いい → 前の髪型はあまり良くなかった」という印象に聞こえた可能性です。
これは、Your old hairstyle was nice, and the new hairstyle is also very nice. 
/ I liked your old hairstyle, but your new hairstyle is even better.
(evenはbetterを強調して「さらに」の意)などと、前の髪型も良かったことを一言加えれば解決します。
もう1つは、pretty goodを使ったこと。
もしかしたら彼女は、pretty good(結構いい)ではなく、really nice(すごくステキ)やgreat(素晴らしい)など、最高の言葉で褒めてもらいたかったのかもしれません。 
次回からは、I like your new hairstyle, too.
(新しい髪型もいいね)やYou look beautiful in any hairstyle.
(どんな髪型もステキだね)、You are always so pretty. 
I'm a lucky guy.(いつ見ても本当にかわいいね。僕ってラッキーだな!)
などの表現で褒めてみては? 
英会話では明るい声で気持ちを込めて言うことも忘れずにねっ。
(Q77)make a stopはstopと使い方が違う?
電車の電光掲示板に、We will soon make a brief stop at Shizuoka. と表示されました。
「間もなく静岡です」 ということは分かりましたが、make a brief stop という表現がよく分かりませんでした。
単純に考えると Soon, we will stop at Shizuoka. でよいと思うのですが、このmakeの使い方を教えてください。 
 (静岡県 きらきらGOさん) 
実になる英会話上達法77
make a stopの特徴を知って使いこなしましょう。
make a stopとstopの意味は同じです。
入れ替え可能ですが、<make a ~>という表現には主に次の特徴があります。
1. 名詞の前に形容詞を置いてより具体的に表せる。
make a stopの場合、stop(「停車」の意)の前に形容詞を置くことで、どのような「停車」なのかを具体的に表せます。
ここではbrief(短い)を置いて、「短時間の停車」を表しています。
2. 英会話でのリズムを良くする
例えば、「その列車は停車した」というとき、The train stopped. は淡々とした響きですが、The train made a stop.と表すことで英語のリズムがよくなります。
このように、リズムのバランスを取るために、<make a ~>を伴う表現を好んで使う人が多くいます。
3. 1回の動作を強調する。
stop(停車する)は停車するという動作に焦点が置かれていますが、make a stopはaからも分かるように、「1回の動作(や行為)」が強調されます。
ご質問の表現は、We will soon stop (briefly) at Shizuoka.でもよいのですが、
「ひと停車する」ことと英会話でのリズムの良さを考慮して、
We will soon make a brief stop at Shizuoka.
としているのでしょう。 
動詞から派生した名詞で表す<make a ~>には、他にも次のようなものがあります。
make a call(電話をかける)
make a reservation(予約をする)
make a decision(決断する)
make an effort(努力する)
make a mistake(間違いをする)
(Q78)動詞の現在形が表す意味は?
現在形は習慣、状態を表す場合に使うと教わったのですが、
I like dogs.(私は犬が好きな状態だ) 
I drink some coffee.(私はコーヒーを飲む習慣がある)
としても問題ないのでしょうか? 
 (千葉県 kenさん) 
実になる英会話上達法78
「現在の習慣」や「現在の状態」を表します。
その通りです。
現在形は「現在の習慣」や「現在の状態」を表すときに用い、I drink (some) coffee.や I like dogs. は正しい表現といえます。
「現在」の持つ時間的幅は広く、過去もそうしていて(そのような状態にあって)、これからもそうする(そのような状態が続く)ことを意味します。
通常、「習慣」を表す文では動作を表す動詞を用い、「いつするのか」や「どのくらいの頻度でするのか」を表す語句を伴うことがよくあります。
I drink coffee every morning.(毎朝コーヒーを飲みます)
I often eat out.(よく外食します)
I go to the gym three times a week.(週に3回スポーツクラブに通っています)という具合です。
また、I teach English. は「習慣的に英語を教えています → 英語の教師をしています」となります。
このように、動詞で職業を表すときにも現在形を使います。
一方、現在の「状態」や「気持ち、思い」などは、状態を表す動詞を使って表します。
be動詞(~である)
have(~を持っている)
live(住んでいる)
work(勤務している)
like(~が好きである)
hate(~が嫌いである)
want(~が欲しい)
hope(~を望む)などが日常的によく使われます。
I have a cat.(ネコを1匹飼っています)
I live in Chiba.(千葉県在住です)という具合です。
実になる英会話上達法79
(Q79)英語の母音と子音について教えてください
英語会話の母音、子音のことがよく分かりません。
詳しく教えてください。 
 (大阪府 ココさん) 
英語会話での母音は「ア・イ・ウ・エ・オ」の音を、子音はそれ以外を指します。
日本語を基準に説明すると、母音は 「ア・イ・ウ・エ・オ」の音を、子音は母音以外の音を指します。
日本語は、母音のみ、または、子音と母音の組み合わせでできています(「n=ン」を除く)。
ローマ字で表すと、例えば「か行」は、か=ka、き=ki、く=ku、け=ke、こ=ko、となります。
左側のkが子音、右側のa、i、u、e、oが母音です。
日本語の母音はこの5つですが、英語の母音は多数あります。
例えば「ア」の音1つ取っても、小さな口で発音する「ア」、口を大きく開けて発音する「ア」、「エ」と「ア」が混ざったような「ェア」、「ア」と「ウ」の中間音の曖昧な音などさまざまです。
また、「エィ」「アゥ」などの二重母音といわれるものもあります。
たいていの英和辞典には巻頭に発音記号表が載っているので、 そちらも参考にするとよいでしょう。 
母音か子音かの区別は、a / an ~ と表すときに大切になってきます。
「1つの」「1人の」を表すaやanは、原則として<a+子音で始まる単語><an+母音で始まる単語>と使い分けます。
「犬1匹」はa dog、「車1台」はa carですが、「りんご1つ」ならan apple、「卵1つ」ならan eggとします。
注意が必用なのは、母音で始まるかどうかはつづりではなく発音で決まることです。
例えば、hour(1時間、60分)はh(子音)で始まっていますが、「アゥア」と発音するため、「1時間」はan hourとします。
同様に、NHKは見た目はN(子音)ですが、「エネィチケイ」と発音するため、「NHKの1番組」はan NHK programとします。
また、特定のものや人を指すtheの発音についても覚えておきましょう。
theは、母音の前では(舌を上下の歯で挟むようにして)「ジ」、子音の前では「ザ」と発音します。
(Q80)可算名詞と不可算名詞はどう区別する?
中学1年生ですが、可算名詞と不可算名詞の区別がうまくできません。
 anyとsomeの使い分けもイマイチよく分かりません。
英語会話初心者向けでお願いします。 
 (埼玉県 I'm a beginnerさん) 
実になる英会話上達法80
数えることができるかどうかで区別しましょう。
可算名詞(=数えられる名詞)は、book(本)、dog(犬)、apple(りんご)など、パッと見て1つ、2つと数えることができるものを指します。
不可算名詞(=数えられない名詞)には、water(水)、rice(米)、baseball(野球)などがあります。
waterやriceなどの飲食物は、(数ではなく)量で「どのくらい」かを表します。
このように、グラスや茶わんなどの容器に入れないと数えにくいものは不可算名詞になります。
baseballのようなスポーツ名も不可算名詞です。 
区別が難しい名詞は辞書で確認しましょう。
英和辞典で名詞を引くと、意味の左横に[可]=可算名詞、[不]=不可算名詞、と記してあります。
[可]の代わりに[C](「数えられる」を表すcountableの頭文字)、[不]の代わりに[U](「数えられない」を表すuncountableの頭文字)を用いる辞書もあります。
ここを見れば、可算か不可算かがすぐに分かりますよ。 
someとanyは名詞の前に置く言葉で、数や量について「少し(ある)」「少しも(ない)」「何か」などを表しますが、数や量を強調するとき以外は日本語ではあえて訳さないことが多いです。
いずれも、後ろに可算名詞が続く場合は複数形にします。 
someは「少し、いくらか」を表し、肯定文で使います。
(例)I have some homework today.(今日は<少し>宿題がある)、I ate some snacks.(お菓子を<少し>食べた) 
anyは「少しも」を表し、否定文で使います。
(例)I don't like any animals.(動物は好きではない) 
疑問文は通常anyを使って表しますが、ものを勧めるときなどyesの答えを期待するときはsomeを使います。
(例)Do you have any pets?((何か)ペットを飼っていますか)、Do you want some chocolate?(チョコレート欲しい?) 



(Q73)動詞の最後の子音の変化に規則はありますか?

動詞を過去形や進行形にする際、stop-stopped-stoppingのように最後の子音が二重に変化するのは何か規則があるのですか? 

また、動詞の最後の子音をiにして-iesを末尾に付けるものも規則はありますか? いつもスペリングを間違えてしまいます。 

(愛知県 mini chocoさん)

実になる英会話上達法 73

動詞の活用のスペリングにはルールがあります。

動詞が<1つの短い母音+1つの子音字>の場合、語尾の子音字を重ねます。

stopは [スタップ]と発音しますが、この [タッ]が1つの短い母音で、語尾はp(1つの子音字)ですね。

だから、過去形や過去分詞はstopped、-ing形はstoppingのように最後の子音字(ここではp)を重ねてから-edや-ingを付けるのです。

このような動詞は他に、plan → planned / planning、admit → admitted / admitting、refer → referred / referringなどがあります。

ただし、<1つの短い母音+1つの子音字>で終わる動詞でも、アクセントが最後にない場合は、最後の子音字を重ねません。

(例) visit → visited / visiting(アクセントはvi)、limit → limited / limiting(アクセントはli)

また、動詞の語尾が<子音字+y>のときは動詞の最後のyをiに変えて、-esや-edを付けます。try → tries / tried、study → studies / studiedという具合です。

yの前はそれぞれr(子音字)やd(子音字)ですね。

しかし、語尾が<母音+y>の動詞は、yを変化させずに -sや-edを付けます。

例えば、play → plays / played、enjoy → enjoys / enjoyedなどです。いずれもyの前はaやoの母音字ですね。

-ing形に関しては、yの前が子音字か母音字かに関係なく常にyはそのままで、-ingを付けます。

(例)trying、studying、playing、enjoying

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(Q74)canとbe able toの使い分けは?

canとbe able toの使い分けを教えていただけますか? 

(東京都 ポワロさん)

実になる英会話上達法 74

主語や時制の違い、一緒に用いる語などによって使い分けます

「(人が)~できる」と現在形で用いる場合、canとbe able toはどちらも同じように使えますが、「(物や場所が)~できる」の場合はcanで表すのが一般的です。 

(例)He can / is able to speak French.(彼はフランス語が話せる)、My bike can go very fast.(私の自転車は速く走ることができる)

canは、willなどの助動詞と用いたり、to不定詞の後に用いたりすることができません。

これらの文では、be able toを使いましょう。

(例)

彼はすぐに泳げるようになるだろう。 

He will can swim soon.(×)、He will be able to swim soon.(○) ピアノが弾けるようになりたい。

 I want to can play the piano.(×)、I want to be able to play the piano.(○)

ちなみに、「(人が)~できた」と過去形で表す場合、be able toを用いるのが無難です。

couldは、「過去に(継続して)それをする能力があった」を表し、一度きりの経験に対して使うことはできません。

つまり、I could dance well when I was in high school.

(高校時代は上手に踊ることができた)はOKですが、I could attend the lecture.(その講義に参加することができた)のような例はNGです。

後者の場合は、I was able to attend the lecture.のようにbe able toを使うか、I attended the lecture.と過去形で表すのが自然です。

ただし、「~することができなかった」という過去の否定は、I couldn't attend the lecture. / I wasn't able to attend the lecture.のいずれも同じように使えます。

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(Q75)関係代名詞whichの所有格はどのように使われますか?

関係代名詞whichの所有格は、whoseかof whichが用いられるって学校で習ったんですが、ある文法書を見たときに、それはあまり使われない文語体で、口語体では同伴を表す前置詞withが使われるとありました。

実際はどのように使うか教えてください。 

(群馬県 ぼっくんさん)

実になる英会話上達法 75

英会話ではwithを使うのが自然です。

「物」について説明するときに用いる関係代名詞whichの所有格はwhose、または、of whichです。

例えば、「すごく長いタイトルの本を買った」は、I bought a book whose title is very long. / I bought a book, the title of which is very long. とします。

しかし、これらはとても文語的で響きが硬く、口語ではほとんど耳にしないのが実情です。

会話では、I bought a book with a very long title.のように、withを使って表すのが自然です。

あるいは、long-titled(長いタイトルが付けられた)という形容詞句を用いて、I bought a long-titled book.としてもよいでしょう。



 (Q70)

「物心ついたころから」は、どのように表現しますか?

外国人からの「日本人はなぜピースをするのか?」という質問に、「物心ついたころからしていた」と答えたいのですが、どのように表現するのか分かりません。教えてください。

 (大阪府 とまとさん) 

実になる英会話上達法 70

「物心」は、説明的に表現します

英語には「物心」にぴったりな言葉がないため、説明的に表現します。「物心ついたころから」は、例えば、ever since A can remember(Aが思い出せるとき以来ずっと)と表すことができます。ever sinceは「~以来ずっと」という意味で、Aには「人」を入れます。

We’ve been making peace signs at the camera ever since we can remember.(物心ついたころから、私たちはカメラに向かってピースサインをしていました)という具合です。

他にも次のような表現が可能です。ever since A was old enough to think for himself / herself(Aが自分で考えられるような年頃になってからずっと)、ever since A was old enough to understand things(物事が分かる年頃になってからずっと)、ever since A reached the age of reason(道理の分かる年齢になってからずっと)などがあります。最後の表現は少し硬い印象です。ちなみに私なら、… at the camera for no reason since childhood.(子どものころから<=物心ついたころから>特に理由なくカメラに向かって…)と表します。

(Q71) duringの後に動名詞がこないのはなぜですか?

前置詞の後には普通、動名詞がくるはずなのに、duringの後にはこないのはなぜですか? 

(三重県 プッピリングさん)

実になる英会話上達法 71

duringの後には名詞(句)を続けます。

解説する前に、1カ所訂正しておきます。

「前置詞の後には普通、動名詞がくる」とありますが、正しくは、「前置詞の後には名詞(句)が続く」です。

前置詞とは、from(~から)、with(~と一緒に)、in(~に、~で)などを指し、後ろに名詞や代名詞が続きます。

from the station(駅から)、with him(彼と一緒に)、in Mie(三重県に)という具合です。duringは「~の間ずっと、~中に」という意味の前置詞なので、during the class(授業中ずっと)やduring my stay in New York(ニューヨーク滞在中に)のように、後ろに名詞(句)を続けます。

duringと似た意味の単語にwhile(~する間、~中に)がありますが、これは前置詞ではなく接続詞です。

よって、直後に<主語+動詞>を続けます。

I prepared dinner while my husband was taking a bath.(夫が風呂に入っている間、私は夕食の準備をした)という具合です。

I watched TV while I was eating dinner.(夕食をとっている間=夕食中にテレビを見た)のように、2つの行為(ここではwatch TVとeat dinner)が同じ人による場合、whileの直後の<主語+be動詞>を省略できるため、I watched TV while eating dinner.と表すこともできます

(I prepared …の文は2つの行為が別の人によるものなので<主語+be動詞>は省略不可)。

「夕食をとっている間」をduring eating dinner(×)と表したくなるかもしれませんが、これは不自然です。

duringを使うなら、during dinnerのように名詞(句)を続けましょう。

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(Q72) Sounds fun.とSounds like fun.は同じ意味ですか?

Sounds fun.とSounds like fun.のどちらも目にします。

どちらも同じ意味でしょうか? 

Soundsの後に他の単語を続ける場合はどうでしょうか? 

likeの使い方がよく分かりません。 

(東京都 tamayuraさん)

実になる英会話上達法 72 

いずれも同じ意味ですが、Sounds like fun.とするのがより適切です。

(That) sounds fun.と(That) sounds like fun.について説明する前に、soundsとsounds likeの違いを見ておきましょう。

耳にした情報から「~そうですね」「~みたいだ」と言うときに、sound(~のように聞こえる)を使って、<sound+形容詞>または<sound like+名詞(句)>と表します。このlikeは「~のように」という意味です。

(That) sounds difficult.(難しそうですね)、You sound like a teacher.(あなたは先生みたい(なことを言いますね))という具合です。

funは、He's fun.(彼って面白い人ね)やIt was a lot of fun.(それはすごく楽しかった)のように、「面白いこと<人>、楽しいこと<人>」という意味の名詞として多用されるので、「楽しそう、面白そう」はSounds like fun.と表現することが多いです。

しかしくだけて、funを形容詞として用いることもあります(その場合、<fun+名詞>あるいは<It's fun to+動詞の原形.>や<It's fun+動詞のing形.>にするのが一般的)。

そのため、Sounds fun.という表現を見聞きすることもあります。

いずれの表現も可能ですが、厳密な文法的観点から言うと、Sounds like fun.の方がより適切と言えるでしょう。

ちなみに、目にした情報から「~そうですね」と言う場合は、soundをlookに変えます。(例)You look nice.(すてきな装いですね)、Her house looks like a castle.(彼女の家はお城みたい)

 

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