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Maki Girl実になる英会話勉強法



(Q146)「うらやましい」はどう表現しますか?辞書で調べても「ねたましい」という意味での「うらやましい」しか見つけられません。例えば、海外旅行を楽しんできた人に対して、決してねたましいのではなく純粋に「いいなぁ、私も行ってみたいな」という意味での「うらやましい」を表す表現を教えてください。
(香川県 ココナッツさん)


実になる英会話勉強法 146

That’s great. (それはいいですね) などと相手や状況を主にして表現し、そのあとに「自分もしてみたい」として言ってみましょう
 
確かに、辞書などではenvyやjealousで「うらやましい」を表現していることが多いですね。日本人は「(私はあなたが)うらやましい」という表現を多用します。一方、欧米人は、「(あなたは)恵まれていますね、ツイていますね」と相手を主にして、Lucky you! や You’re so lucky!(いいなあ)と表現するのが一般的です。他にも、状況に応じて、Good for you.(よかったですね)、I’m happy for you.([あなたのことを]私もうれしく思います)、That sounds great.(それはいいですね)、I want to be able to do that.(私もそうできたらいいな)など表すこともできます。「うらやましい」を直訳するのではなく、こうした表現で代用してみましょう。
 
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(Q147)行った場所(映画館やデパート、観光地など)が混雑していた、すいていたというような場合、主語には何を使えばいいのでしょうか?
(神奈川県 くろふさん)



実になる英会話勉強法 147

行った場所を主語にして表現しましょう。itなどの代名詞にしてもOKです
 
The movie theater was crowded.(映画館は混雑していた)、The department store wasn’t crowded.(デパートはすいていた)のように、行った場所を主語にして表現しましょう。ただ、会話では、I went shopping at ABC department store today. It was really crowded.(今日ABCデパートへ買い物に出掛けた。すごく混雑していた)という感じで、出来事を述べた後に「込んでいた」や「すいていた」などの感想を続けることが多いですね。このように、前文で行った場所に言及している場合は、主語をitに置き換えるとスッキリします。いずれにしても、crowded(込んでいる)、packed(すし詰め状態の)、not crowded(すいている)などを用いる場合は、行った場所を主語にしましょう。
 
また、視点を変えて、次のように表現することもできます。There were a lot of people at the movie theater.(その映画館にはたくさん人がいた→混雑していた)、I didn’t see many people there.(そこであまり人を見掛けなかった→すいていた)。迷った場合は、一つの表現にこだわらず、頭を柔軟にして考えてみるのも一案ですよ!
 
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(Q148)otherとanotherの違いがよく分かりません。2つの物を対象に話す場合、One is ~, the other one is ~、またはanother one is ~ではどちらが正しいでしょうか?
(神奈川県 ayanaさん)



実になる英会話勉強法 148

2つの物や人を対象とする場合、One is ~, and the other is ~.が正解
 
2つの物や人を対象とする場合、One is ~, and the other (one) is ~.とするのが正解です。anotherは「もう1つの、もう1人の」という意味で、不特定の物や人(単数)に対して使います。anotherは、もともと「不特定の物に付く冠詞のan」+「other」であると考えると分かりやすいですね。一方、単数扱いのthe otherは「残りの1つ、残りの1人」を指します。よって、One is ~, and the other (one) is ~.となるのです(ここのoneは省略可能です)。
 
例えば、自分には姉妹が2人いて、1人は先生、もう1人は薬剤師をしている場合は、次のようになります。I have two sisters. One is a teacher and the other is a pharmacist.(私には姉妹が2人います。1人は先生で、もう1人は薬剤師をしています)。また、仮に、姉妹が3人いて、1人は先生、もう1人は薬剤師、最後の1人は看護師をしている状況なら、I have three sisters. One is a teacher, another is a pharmacist and the other is a nurse.(私には姉妹が3人います。1人は先生で、もう1人は薬剤師で、残りの1人は看護師をしています)とします。
 
the otherは複数扱いすることもできます。その場合は「残りの全部」を指します。例えば、姉妹が3人いて、1人が先生、ほかの2人が看護師の場合は、I have three sisters. One is a teacher and the others are nurses. とします。お分かりいただけましたか?
 
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(Q149)初めて行った場所で会った外国人の方に、Welcome to ~(場所)! と言われました。どのように返事をすればいいのでしょうか?
(愛知県 hongさん)


実になる英会話勉強法 149

まず、Thank you. (ありがとうございます)と返し、もう一文は言えるように頑張りましょう!
 
例えば、Welcome to Toronto!(トロントへようこそ!)のように、訪れた先で現地の人にWelcome to ~ ! と言われた場合、まず、Thank you.(ありがとうございます)と返すのがよいでしょう。歓迎されたわけですから、お礼を言うのがマナーです。余裕があれば、会話を続けてみましょう。例えば、I arrived from Japan yesterday.(昨日、日本から来ました)、This is my first [second] visit.(初めて来ました [今回で2回目です]、I like it here.(とてもすてきなところですね)、I’m enjoying Toronto.(トロントの滞在を楽しんでいます)、I’m going to Niagara Falls tomorrow. I’m excited.(明日はナイアガラの滝へ行きます。ワクワクしています)……など。
 
旅先での出会いは一期一会です。文法的な正誤を気にし過ぎることなく、Welcome to ~ ! への返事から会話を弾ませて、楽しくコミュニケーションを図りましょう。
 
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(Q150)疑問文に対する返答に省略してあるのをよく見かけますが、省略の仕方に決まりはありますか?Who is playing the guitar? ―Mike is. / When did she come to Japan? ―Two weeks ago.これらはこの省略で大丈夫ですか?完璧(かんぺき)に答えるのも不自然と聞いたことがあり、省略の仕方にはいつも困ります。
(富山県 めいさん)




実になる英会話勉強法 150

質問の答えとなる語句のかたまりだけを言えばOKです
 
Who is playing the guitar? に対するMike is (playing the guitar). とWhen did she come to Japan? に対する(She came to Japan) two weeks ago. は、正しい省略の返答です。かっこ部分を省略せずに完全な文で答えると、会話では少々くどく響くこともあるので、上記のように省略して答えるのが自然です。
 
基本的に、質問の答えとなる語句のかたまりだけを言えばOKです。What did you have for dinner? ― (I had) some pizza.(夕食に何を食べましたか?―ピザです)、Where did you find it? ― (I found it) under the sofa.(どこで見つけたのですか?―ソファの下でです)という具合です。
 
「誰が~ですか?」のような主語を尋ねる質問には、次のように「人+質問文にある助動詞」の形で答えます。この場合の助動詞とはdoやdid、現在完了形のhaveやhas、can、will、should、be動詞などです。Who baked this pie? ―I did.(誰がこのパイを焼いたの?―私です)、Who will come with me? ―Ken will.(誰が私と一緒に来るの?―ケンだよ)、Who has been to Africa? --I have. (アフリカへ行ったことがある人?―はい、あります)
 
Yes/Noで答えられる質問には、基本的にYes.かNo.のみで返せばOKですが、助動詞の部分まで入れて答えても構いません。Are you tired? ―Yes (, I am). 、Can you speak Chinese? ―No (, I can’t). 、Do you know him? ―Yes (, I do). などです。お分かりいただけましたか?

■Maki Girl実になる英会話勉強法
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