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実になる英語勉強(Q47,48,49)

Maki girl実になる英語勉強 

出典
えいご劣等生【OLまゆみの英語会話勉強法&オススメ教材】


(Q47)

「少しだけしか~していない」はどう言いますか?

「私はこれしか食べていない」や「少しだけしか触っていない」など、食べた事実はあるけれど、「少しだけ」のときに否定ではないのに訳すと否定の文で作られてしまいます。こういう文はどのように作ればいいのでしょうか?

 (東京都 Akabaneさん)

実になる英語explanation 47

肯定文にonlyをはめ込んで文を作ります

まず、言語間のギャップを理解しましょう。日本語では「~しか…していない」と否定語を使って表すのに対し、英語では「~だけ…した」と肯定的に表します。
この「~だけ…した」は、肯定文にonlyをはめ込んで文を作ります。

例えば、「私はこれしか食べていない」は「私はこれだけ食べた」と考えて、I ate only this.と表します。「少しだけしか触っていない」は「少しだけ触った」と置き換えて、I touched only a little.のように表現すればOKです。

onlyを置く位置にも注意しましょう。
only(~だけ)は基本的に、それが修飾する語の直前に置きます。
例えば、I saw him.という文があるとします。
Only I saw him. だと「私だけが彼を見掛けた→私しか彼を見掛けていない(他の人は彼を見掛けなかった)」となります。
I only saw him.の場合は、「私は彼を見掛けただけだ→話し掛けたりはしていない」となります。

I saw only him.なら、「私は彼だけを見掛けた→私は彼しか見掛けていない(他の人を見掛けなかった)」となります。
onlyの使い方はお分かりいただけましたか?

(Q48)
経験としての現在完了形はどう言ったらいいでしょうか?

現在完了形についてですが、I have eaten the cake.の場合、「私はそのケーキを食べてしまった(完了)」と「私はそのケーキを食べたことがある(経験)」の二つの意味があり混乱しています。
経験としての現在完了形はどう言ったらいいでしょうか? 
また、規則動詞の過去形と過去分詞形の見分け方も教えてください
(例:fried potato、 揚げたイモ or 揚げられたイモ?)。

 (北海道 Toshiさん)

実になる英語explanation 48

twice(2度)などの言葉を補って意味を明確にしましょう

have+過去分詞形で表す現在完了形は、「~してしまった」という完了を表すこともあれば、「~したことがある」という経験を指すこともあります(他に継続も表します)。
どの意味で使われているかは、文脈から判断します。
単独で用いる場合は、次のような言葉を補って意味を明確にすると良いでしょう。
I have already eaten the cake.(もうそのケーキを食べてしまった)、I have eaten the cake twice.(そのケーキを2度食べたことがある)

fried potatoのfriedが過去形か過去分詞形かについても、前後の語句から判断します。
例えば、I fried some potatoes.のfriedはfry(~を油で揚げる)の過去形です。

前に主語のI、直後に目的語のsome potatoesが続いているからです。
I have fried somepotatoes.のfriedはfryの過去分詞形です。
現在完了形を表す<have+過去分詞形>の結び付きで判断できます。
Those potatoes were fried.(それらのジャガイモは油で揚げてあります)のfriedは過去分詞形です。
受け身を表す<be動詞+過去分詞形>の結び付きで判断できます。
fried potatoesが名詞として使われている場合は「油で揚げられた」という過去分詞形です。
I like fried potatoes.(油で揚げられたジャガイモ<→フライドポテト>が好きです)という具合です。
<過去分詞形+名詞>の固まりは「~された名詞」という意味を持ち、例えば、iced tea(冷たくされた紅茶→アイスティー)、boiled egg(ゆでられた卵→ゆで卵)など、さまざまな名詞として使われます。

(Q49)
can't stop -ing / can't help -ingの明確な違いは何でしょうか?

can't stop -ing / can't help -ingの明確な違いは何でしょうか?
 スペースアルク内の例文に"I can't stop laughing."と"I can't help laughing."がありますが、どちらの方が「自分の意思に関係なく」やめられない、してしまう、という意味が含まれているのでしょうか? 
stopはやめたくてもやめられない動作、helpはしたくてしている動作、ということでしょうか?

 (東京都 ゆひさん)

実になる英語explanation 49
can't stop -ingは「すでに始まっている動作を止めようとしても止められない」、can't help -ingは「まだ始まっていない動作をついしてしまう」という意味です

can't stop -ing / can't help -ingは、いずれも自分ではコントロールできない動作について用いるため、使い分けが難しいですね。
辞書などに掲載されている和訳も、can't stop -ing(~するのを止められない、~せずにはいられない)、can't help -ing(~せずにはいられない、つい~してしまう)と似ているため、あまり見極めの手助けにならないかもしれません。

これらの明確な違いは、すでに始まっている動作を止めようとしても止められないのか、まだ始まっていない動作をついしてしまうのかという点です。
前者の場合はcan't stop -ingを、後者の場合はcan't help -ingを使います。
laughingを例に取ると、すでに大笑いしている状況で、笑いを止めようと思っても止められない場合に、His joke was beyond funny. I couldn't stop laughing.(彼のジョークは面白いなんてものじゃなくて、笑いがこらえきれなかったよ)などと使います。

「すでに笑っている時点」に自分がいて、こう表現しています。一方、彼の冗談を聞いた瞬間に吹き出してしまった状況なら、His joke was beyond funny. I couldn't help laughing.(彼のジョークは面白いなんてものじゃなくて、思わず吹き出してしまったさ)などと使います。は「笑う前」にあり、こう表現しています。

他の動詞についても、その動作が始まっている状況なのか、始める前に始点があるのかによって、can't stop/help -ingを使い分けてみましょう。

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